薄毛・抜け毛予防

あまり知られていないことですが、鍼治療は実は、薄毛・抜け毛を予防する手段としても使えます。

■ 薄毛・抜け毛予防に対して鍼治療が有効な理由

鍼治療人体図

薄毛・抜け毛に対して鍼治療が有効な理由としてまず挙げられるのが、「頭皮の血行促進効果を高めることで、血液から毛根や頭皮に酸素や栄養が行き届くようになる」ということです。

他にも「硬くなった頭皮をほぐす」「気の流れを良くして、頭皮そのものの元気をアップする」「薄毛・抜け毛の原因のひとつであるホルモンバランスの乱れを改善する」などといった理由もあります。

■ 薄毛・抜け毛予防に対する鍼治療で刺激される場所の例

薄毛・抜け毛予防に対する鍼治療は、頭の部分に対しておこなわれることが多いです。

頭のてっぺんにあり、血行促進効果が高い「百会(ヒャクエ)」や、目と同じ高さくらいの後頭部の中心から左右に指2本分ほど移動したところにあり、ホルモンバランス調整作用にすぐれた「玉枕(ギョクチン)」などに鍼をうつことが多いですよ。

また、短い鍼がたくさんついた歯ブラシのようなもので頭皮を刺激したり、頭皮と頭蓋骨の間に水平に鍼を刺す、などといった刺激をするケースも多いです。

■ 薄毛・抜け毛予防に対する鍼治療にかかる期間

薄毛・抜け毛予防に対する、鍼治療にかかる期間は、あくまで「予防」という観点で考えれば、予防したい限りはずっと続く、という感じですね。

こう聞くと、「鍼治療ではあくまで予防しかできず、すでに薄毛・抜け毛になった時の対応はできないのか」と思われるかもしれませんが、抜け毛の減少や円形脱毛症に対しても、鍼治療は有効性がじゅうぶんに期待できます。

抜け毛を減少させるための鍼治療は、「まずは抜け毛を減らして、その後は抜け毛が少ない状態を維持していく」ということで、やはりずっと続けていくことが大切ですが、円形脱毛症の場合は数ヵ月で改善が見込めて、半年〜1年程度で治療を終えられる可能性もあります。

薄毛・抜け毛予防に対する鍼治療における注意点

薄毛・抜け毛予防のための鍼治療における最大の注意点は、「頭皮から出血する可能性がある、ということを覚悟しておく」ということです。

特に、頭のてっぺんのツボ・百会に鍼をうつと、出血するケースはよくあります。「大変!頭から血が!!」と怖くなってしまう人も居ますが、これは、それだけうっ血して血が溜まっていたという証拠。

東洋医学の世界では、うっ血部分からわざと出血させて、うっ血をリセットするために鍼を刺す「刺絡(しらく)療法」というものを用いる、という療法もあるくらいですから、百会などからの出血があっても、心配無用なのです。

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