不妊に鍼治療が有効な理由・具体的な治療法など

不妊に悩む女性のイメージ

日本では、子を望む夫婦の約1割もが、不妊症で悩んでいると言われています。

そして、妊活に最適と言われる葉酸サプリを飲んだり、高いお金を出して不妊治療を受けるなどの努力をしているものの、それがなかなか結果に結びつかないと悩んでいる人も、非常に多いですよね。

そんな悩みを抱えている人は、今の不妊対策・治療にプラスして、鍼治療を受けてみませんか?

■ 不妊に対して鍼治療が有効な理由

不妊に対して鍼治療の有効性が期待できる理由は、「血行促進や気の流れ改善・新陳代謝改善・冷え改善・ホルモンバランス調整などにより、母胎を健康かつ若々しい状態にするための幅広い働きかけができる」というのが挙げられます。

事実、世界保健機関(WHO)が挙げる、鍼灸治療の適応症の中には、不妊症もしっかり挙げられていますよ。鍼治療による不妊症への適応性の高さは、WHOが認めるほどなのです。

また、鍼治療は男性不妊にも有効というのも、注目ポイントのひとつ。

男性不妊の原因は、ストレスなどによる男性ホルモンバランスの乱れや血行不良による精子の質や量の低下などが挙げられるのですが、これらに対しても、ホルモンバランスを整えたり血行促進作用をもたらす鍼治療ならしっかり対応できるのです。

■ 不妊症に対する鍼治療で刺激される場所の例

不妊症に対して、鍼治療で刺激される場所の例としては、まず、女性の場合、胸の谷間の真ん中あたりにある「壇中(ダンチュウ)」や、おへそから指4本分ほど下に位置する「関元(カンゲン)」、内くるぶし頂点より指4本ほど上にある「三陰交(サンインコウ)」などが刺激されることが多いです。

また、おへそ周りと腰回りがガチガチになっているケースも多いので、お腹や腰に数多くの鍼をうってほぐすこともあります。

男性の場合、女性と同様に関元のツボが刺激されることが多く、さらにその他にも、関元から左右に5ミリほど移動したところにある「大赫(ダイカク)」や、おへその真裏(背中側)にある「命門(メイモン)」、その命門から左右に指2本ほど移動したところにある「腎兪(ジンユ)」などが刺激されることが多いです。

■ 不妊症に対する鍼治療にかかる期間

不妊症に対する鍼治療にかかる期間は、まさに「人それぞれ」としか言いようがありません。

ざっくりとした目安としては、卵巣の中で、卵子が入っている袋「卵胞」がきちんと育っていれば、数ヵ月〜半年ほどで結果が出ることも多いですが、卵胞の育ち方があまり好ましくない場合、その改善だけでも半年以上はかかってしまいますので、鍼治療の期間もそれだけ長くなる可能性があることを理解しておきましょう。

不妊症に対する鍼治療における注意点

不妊症の改善のために鍼治療を利用する際の注意点としてはまず、「すでに不妊治療をスタートしている人は、医師に鍼治療を受けていいかどうか相談する」というのが挙げられます。体調や不妊理由によっては、鍼治療がおすすめできない、というケースもありますから、これは必ず聞いておきましょう。

また、鍼治療を受ける際にも「不妊治療を受けている」と伝えることは大切です。どんな治療を受けているのか、という点もきちんと話しておきましょう。

そして次に、不妊症に対して鍼治療をスタートする時期ですが、これはできるだけ早いタイミングがおすすめです。「不妊治療をやり尽くしたけど効果がなかったから」という理由で鍼治療に切り替える人も居ますが、その時点では、「いくら鍼治療をしても、もう卵子や子宮の老化が進みすぎている」というケースも少なくありませんので、できるだけ早い方がいいのです。

あと、「注意点」というほどではないのですが、できれば不妊症に対する鍼治療は、夫婦で受けることをおすすめします。たとえば、「医師から女性側に不妊原因があり、男性側には特に問題がないと言われた」という場合であっても、「鍼治療で男性の精子の質と量をさらに高めれば、成功率がより高まる」というメリットがあります。

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