鍼治療QandA=妊娠中や授乳中の時期でも鍼治療は受けられる?=

妊娠中や授乳中の時期は、母体と赤ちゃんの健康を守るため、薬やサプリ等の服用には厳しい制限がつきまといます。

では、薬などを使わない鍼治療なら、妊娠中や授乳中でも大丈夫なのでしょうか?

■ なんと、安定期前からの鍼治療も可能!

鍼治療イメージ

妊娠中や授乳中の鍼治療は、基本的には「やってOK」です。

母親の年齢が30歳ぐらいまでの自然妊娠で、母子ともに健康状態が良好である場合は、妊娠3カ月を過ぎたあたりから鍼治療を受けることが可能。

ただし、何らかの不調症状があったり、高齢出産であったり、体外受精など母体がデリケートになる受精をしている場合は、鍼治療は安定期まで待ち、医師に鍼治療を受けることの許可を得ることをおすすめします。

「いつまで鍼治療を受けていいか」という点については、基本的には出産前までOKです。「陣痛が起こる直前ぐらいまでのタイミングまで鍼治療を受けていた」なんてケースもありますよ

また、陣痛と言えば「出産予定日を過ぎても産まれないので、陣痛促進のために鍼治療をしてもらう」というケースもあります。

■ 出産後の鍼治療はいつからOK?

では次に、出産後の鍼治療はいつから始めてOKなのかというと、これは、「出産時の状況がどうだったか」によって違ってきます。

たとえば、自然分娩でなおかつ安産だった人の場合は、産後1週間ぐらいから始めてもOK。自然分娩だけれど難産だった人の場合は、体力がある程度回復するまでは待つ必要があるので、もう少し期間を見た方がいいでしょう。

そして、帝王切開で出産した場合は、まずしっかりと傷をふさぐことが最優先になりますので、産後2ヵ月ぐらいは鍼治療を避けるのが無難です。

妊娠中・授乳中に鍼治療を受けるメリット

妊娠中・授乳中に鍼治療を受ける最大のメリットは、「妊娠中や授乳期の母体の体調を安定させ、不快な症状をやわらげることができる」という点です。

つわりの症状の軽減、妊娠高血圧などの予防、肩こりや腰痛の改善、母乳の分泌促進などなど、さまざまな効果が、薬のような副作用のリスクなしで得られるというのはありがたいですね。

ただし、妊娠中・授乳中は母体がとてもデリケートになっている分、鍼治療においても「あまり強い好転反応などが出ないように」と配慮され、最初はあえて軽めの治療をする、というケースも多いです。

ですから最初のうちは「期待していたような効果が出ない」というガッカリ感が出てしまうこともあるかもしれませんが、そこで鍼治療をやめたりしないで下さいね。何度か回数を重ねれば、しっかりと効果が実感できるようになりますよ。

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