鍼治療QandA=鍼治療って、やっぱり痛い?=

鍼治療イメージ

はじめて鍼治療を受けるにあたって、一番気になることと言えば「やっぱり、体に針を刺すから痛いのかな?」ということですよね。

特に、「予防接種や採血の際の注射で痛い目にあって、嫌な思い出しかない」というような人にとっては、あちこちに針を刺す鍼治療は、恐怖の対象でしかないかもしれません。

ですが大丈夫!鍼治療は、注射とは全然違います!

■ 鍼治療は痛くない!

結論から言うと、鍼治療で、注射針などを刺された時のような痛みを感じることは、まずありません。

なぜかというと、鍼治療で使われる鍼は、注射針や採血の針と比べてずっと細いからです。

  • 輸血に使われる針の太さ = 1.1〜1.2mm
  • 採血に使われる針の太さ = 0.7〜0.8mm
  • 注射に使われる針の太さ = 0.4〜0.6mm
  • 「痛くないインスリン注射」と言われる、一番細いインスリン注射の針の太さ = 0.2mm

これに対して鍼治療に使用される鍼の太さは、0.14〜0.34mmまで。しかも、この中でも太めの鍼はあまり使われることはなく、鍼治療の大半において、0.2mmまでの鍼を中心に使います。

つまり「鍼治療は、痛くないインスリン注射よりもさらに痛くない」というわけですね。

さて、「刺した瞬間痛さを感じない針」と言えば、にっくき「蚊」の針が挙げられますが、あの蚊の針の太さは、0.08mmです。

ですから、鍼治療で使われる鍼の中でも一番細いタイプは、「蚊の針の倍よりやや細い」ということになります。

蚊の足が肌に着地した時点で、蚊が止まったことに気づく人は居ますが、刺された瞬間に気づく人はほとんど居ません。「鍼治療の鍼はそれよりちょっと太いだけ」と考えると、気が楽になりませんか?

■ 刺さったことに気づかない?

実際、0.14mmという極細の鍼をうった場合、目で見えるところなら「あ、刺さった」というのも分かりますが、目で見えないところだと、刺さったことにすら気づかない人が多いんです。

「ズーンとした、ツボの奥まで響くような心地よい感触」を得た時点ではじめて「もう刺さってたのか!」とようやく分かる、そんな感じです。

そう、鍼治療は、痛いのではなく「心地良い響きによって、鍼がうたれたことを実感する」という感覚です。

それでも鍼が怖い人へ

「鍼治療の鍼は、注射針よりずっと細くて痛さを感じにくいのは分かったけど、それでも、刺さるという事実そのものが怖い」という人は、まず、初診の段階で鍼治療の先生に、その怖さについて相談してみて下さい。

「相談しても鍼はうたれるんでしょ?」と思われるかもしれませんが、指などよりも効率よくツボを押せる「刺さない鍼」を用意しているところもありますし、それがなくても、「鍼を通すための鍼管」を、刺さない鍼がわりに使ってくれるケースもあります。

鍼に対して極端な恐怖を持っている人には、まずこれでツボ等を刺激し、リラックスしてもらい、様子を見るのです。

そして、鍼治療の先生が「これなら大丈夫かな」と思ったら、いつの間にか細い鍼がうたれていることもあります(笑)。

少なくとも「鍼が怖い」という人に、いきなり太い鍼をうつ、などというムチャな治療はしません。「刺されることへの恐怖心が強い」とあらかじめ伝えてさえいれば、それを踏まえた上で患者の心身の状態を見て、「痛さや怖さを感じない、ベストな鍼治療」を考えてもらえますので、安心して下さいね。

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