家庭用レーザー脱毛器と業務用レーザー脱毛器の違いについて

ダイオードレーザーのハンドピース

家庭用レーザー脱毛器と業務用(医療用)レーザー脱毛器の違いについて、効果、施術時間、パワー、安全性、永久脱毛が可能かどうか?などについて元医療従事者が解説します。

家庭用レーザー脱毛器は、日本で入手できる唯一の本格的なレーザー脱毛器「トリア4X」を、医療レーザー脱毛器は日本のクリニックで最も多く採用されている、アメリカのルミナス社製「ライトシェア」を例にして比較していきます。

筆者は美容クリニックで医療レーザーの施術も経験した元医療従事者であり、「家庭用脱毛器を3台購入」した脱毛器マニアでもあります。ちなみに「トリア4X」は私自身が3台目に購入した機種なので、こちらもかなり詳しいです。家庭用レーザー脱毛器と医療レーザー脱毛器の違いについて、専門的な立場で解説したいと思います。では具体的に見ていきましょう。

医療レーザーを使える人は限られている

医療従事者

脱毛の施術に用いる医療レーザーの機器は、ルミナス社製ライトシェアをはじめ、アメリカで製造されたものが多く、アメリカ食品医薬品局(FDA)のチェックをパスしたものが日本国内に輸入されています。

脱毛に限らず、医療レーザー機器を使用した美容施術は、医療行為になる為に、医師または医師の指示を受けた医療従事者のみに使用が許可されています。

医療レーザーは単なる業務用ではない

医療レーザー脱毛器は、皮膚科や美容クリニックなどの医療機関でのみ扱える機器です。単に大きくてハイパワーな業務用という類のものではなく、医療機器なのです。使い方を誤ると大変なことになります。

身体に大きな影響を与え、火傷などその場で治療が必要なケースもあるからです。ときどき医療レーザーらしきものをエステティックサロンなどで使用していることがありますが、許可はされていません。

一方家庭用レーザー脱毛器は、安全性を重視した構造となっており、一般ユーザーでも問題なく使えるものです。ただし他人に対し営利目的で脱毛を行うことはできません。

施術にかかる時間

家庭用レーザー脱毛器は安全面で優れておりますが、ハイパワーで処置できる医療レーザーに比べ、時間がかかります。

照射口(チップ)の面積の違い

トリア脱毛器

医療レーザーは、機種により照射口の面積が9mm×9mmのものと12mm×12mmのものがあります。現場では部位の面積に応じて使い分けておりました。面積の広い脚などは照射口が大きいほど施術時間が短縮できます。

家庭用レーザーは照射口が小さい分時間はかかりますが、少ない出力を凝縮した強いエネルギーに変換しているため同様の脱毛効果があります。照射口が小さいため照射回数が増え、時間がかかるのは難点ですが、予約を取ったりクリニックに出向くことなく、空いた時間にいつでも使えるメリットがあります。